年齢肌・敏感肌へのおすすめ美白化粧品 » 医薬品、医薬部外品、化粧品、ドクターズコスメ、オーガニックコスメの違い

医薬品医薬部外品、化粧品、ドクターズ、オーガニックの違い

化粧品を選ぶ際、「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」「ドクターズコスメ」「オーガニックコスメ」など、色々な肩書に惑わされることはありませんか。

ドクターズ、やオーガニックというと、ただそれだけで良さそうに感じますが、それらの本当の違いを理解しましょう。

「医薬品」とは?

病気を治療したり、予防したりすることを目的に使用するものをいうので、いわゆる「薬」のことです。

医薬品医療機器等法(旧薬機法)第一章第二条第一項では次のように記されています。

第二条  この法律で「医薬品」とは、次に掲げる物をいう。

一  日本薬局方に収められている物

二  人又は動物の疾病の診断、治療又は予防に使用されることが目的とされている物であって、機械器具等(機械器具、歯科材料、医療用品、衛生用品並びにプログラム(電子計算機に対する指令であって、一の結果を得ることができるように組み合わされたものをいう。以下同じ。)及びこれを記録した記録媒体をいう。以下同じ。)でないもの(医薬部外品及び再生医療等製品を除く。)

三  人又は動物の身体の構造又は機能に影響を及ぼすことが目的とされている物であって、機械器具等でないもの(医薬部外品、化粧品及び再生医療等製品を除く。)

参考:医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(http://www.houko.com/00/01/S35/145.HTM#s1)

医薬品には、医療用医薬品と一般用医薬品があり、医療法の場合は医師の処方箋が必要となり、健康保険の給付対象です。

一般用医薬品には第一類、第二類、第三類があります。リスクが高いために書面での情報提供が義務化されている第一類、比較的リスクが高いと考えられている書面での情報提供をできる限りしましょうと われている第二類、リスクが比較的低いため、書面での情報提供は不要な第三類です。

医薬品のメリット

1.効果が高い

予防や衛生目的ではなく治療目的なので、高い効果を期待できます。肌トラブルを狙い撃ちで解消することも可能です。

2.健康保険が適用される

医療用であれば健康保険が適用されるので、金銭的負担が少なくて済みます。

効果も高いので無駄なお金を使うリスクも少ないでしょう。

3.即効性を期待できる

厚生労働省より有効成分の効果が認められているため、大きな改善が期待できる薬理作用があります。

医薬部外品などとは違い、穏やかに効くことを目的としていないので、ひどい日焼けが起きたなどの緊急時にも医薬品が向いています。

医薬品のデメリット

1.副作用がある

効果が高い分、副作用が起きる可能性もあります。

薬と同様に考える必要があるため、自己判断で使用してはいけません。

2.手に入りづらい物もある

医療用になると医師の処方箋が必要となるため、医療機関を受診する必要があります。ワセリンなど大衆薬であればお店でも購入できますが、保湿外用剤が主です。

また、大衆薬として売られている物だと、病院で処方してもらうよりも価格は高くなります。

3.使い続ける必要のある用途には向かない

医薬品を美容目的で使用する場合は「毎日使いたい」という気持ちがある方も多いでしょう。

しかし、医薬品は「何らかのトラブルを治す」ことを目的としているので、予防目的で毎日使用するのには向きません。

「医薬部外品」とは?

効果・効能が認可されている有効成分が一定量配合されているものをいいます。その作用は穏やかで、副作用が少なくリスクが低いのが特徴です。そのため、予防の範囲内での効果であり、医薬品よりは効果は低いものの、化粧品よりは効果のある位置づけとなります。

よく見かける「薬用〇〇」という表示も、医薬部外品に当たります。

医薬部外品のメリット

1.薬理作用が期待できる

特定の有効成分が配合されているので、シミなどの防止効果が期待できます。

他にも、シワやニキビなどに効いてくれる有効成分が含まれている商品が多いです。

2.目的に合わせて購入しやすい

効能が認められているものに関しては、効果・効能を表示することができます。

「ニキビを防ぐ」など、効果に関する表示をもとに選ぶことができるので便利です。

3.作用が穏やかな分、医薬品より副作用が少ない

医薬品のように大きな副作用の心配はありません。医薬部外品は、「人体に対する作用が緩和なもの」と定められているからです。

医薬部外品で副作用が出た場合はニュースになるほどですから、そのようなケースの少なさが分かりますね。

4.医薬品より手に入りやすい

医薬品のように医師の処方箋が必要であったり、販売資格が設定されていたりする訳ではないので、比較的手に入りやすいです。

医薬部外品のデメリット

1.すぐに効果は出ない

医薬品のようにすぐ効果が出るものではないため、緩やかに改善していくケースが一般的です。

また、必ずしも結果が得られるとは限りません。効果と向き合いながらじっくり付き合う必要があります。

2.作用が強い物の場合は副作用の危険も

医薬品ほどではないとはいえ、なかには作用が強すぎて副作用が出るものもあります。

薬のように「必ず副作用に注意しなければならない」というわけではありませんが、信頼できるものか見極める目も消費者には求められます。

3.成分表示が分かりづらい

医薬部外品の場合、規格名や別名で成分を表示することになっているので、一般的に良く知られている名前で表示されていない可能性があります。化粧品とは違う名で記されているなど、理解しづらい形で成分が表記されていることも。

さらに、企業秘成分については、「他1成分」というような表記でも可とされています。そして化粧品にも言えることではありますが、製品に少量しか入らない場合は、たとえ表示義務のある防腐剤であっても、表示しなくていいことになっています。

敏感肌の方は特に、メーカーに問い合わせて何が配合されているのか聞いたほうがいいでしょう。

「化粧品」とは?

2001年に規制緩和があり、化粧品は厚生労働省認可が必要なくなりました。これにより、メーカー判断での開発になったため、定義は幅広くなっています。

美容目的や清潔維持目的のアイテム全般を指すようになっています。たとえば、スキンケア用品、メイク用品、石けん、歯磨き粉、シャンプーなどです。

ただし、含有できない成分については今も厳しく定められているため、安全性は維持されているので心配はありません。

化粧品のメリット

1.価格が安いものが見つかりやすい

医薬部外品は、製造業者として登録が必要であったり、開発した商品の審査、承認が多いので、その分コストがかかります。

化粧品だと医薬部外品よりもそうした余計なコストや手間がかかりにくいので、小さな製造業者が丁寧に作り、安価で売り出しているものも見つかるでしょう。

2.肌にやさしい

薬効のある強い成分が配合されていないので、副作用は一般的に少ないです。

毎日、または定期的に使用しても問題ないものになっています。

3.手に入りやすい

ネット、店頭、エステ店などどこでも売られているので、誰でも入手することができます。海外製品も簡単に手に入るでしょう。

4.オリジナル性に富んでいる

規制が緩い分、独自の有効成分をたくさん含んだり、多くの種類を配合することができます。開発会社がこだわり抜いたオリジナル商品もありますよ。

化粧品のデメリット

1.即効性がない

リスクが少ない分、使用することで得られる効果(予防に関しても)も、高いものは期待できないというデメリットがあります。

2.治すこと、予防を目的としていない

日本食品分析センターによると、化粧品の目的は「見せる、隠す、清潔にする」ことです。つまり、衛生目的、見た目を変える美容目的で使用するものということです。

そのため、予防は医薬部外品、治療は医薬品で行う必要があります。

3.皮膚障害を起こす可能性あり

定めがある成分についてはいいのですが、ない成分については事業者がそれぞれ使用可否とその配合量を決めています。

東京都健康安全研究センターによると、海外化粧品のなかには、健康被害が起きてからチェックが入り、製品が回収されることがあったそうです。国産もですが、輸入化粧品の成分表示は必ず確認しましょう。参考文献:

東京都健康安全研究センター(2004年9月)「暮らしの健康」 (財)日本食品分析センター(2010)「化粧品と医薬部外品の違いについて」

「ドクターズコスメ」とは?

最近よく耳にするようになったドクターズコスメ。これは薬用コスメとは違うの?と思う方もいるはず。

ドクターズコスメとは、開発する際に医師(皮膚科医など)に監修をお願いしたものや、院内で使用していたものを製品として販売したコスメを指します。

そのため、安全性も効果も高いイメージがあり、人気を集めています。

ドクターズコスメのメリット

1.敏感肌向けの安全なものが多い

ドクターズコスメの場合は低刺激で安全性が高く、敏感肌でも使用できるアイテムが多くなっています。

2.裏付けがあり信用度が高い

医師が監修しているため、データがしっかりとられている商品も多いです。さらに、最新の成分をいち早く使用していることも。

もともと病院内で使われていて患者に好評だったものを商品化するなど、普通の化粧品よりも信用力があります。

ドクターズコスメのデメリット

1.価格が高め

上記のように安全性や信頼性の高いドクターズコスメですが、その分値段が高いことが多く、継続しづらいという難点があります。

2.医師の名を借りただけのコスメもある

ドクターズコスメと謳いながらも、安全性の低い怪しいアイテムもあります。例えば「文学博士」が開発に関わっている場合でも「ドクターズコスメ」と名付けることは可能です。

名を借りただけではないかどうか、その製品をクリニックで使用しているかどうかなど、確認しなければ安全とは言い切れません。

「オーガニックコスメ」とは?

今一番注目を浴びているのがオーガニックコスメです。食品と同じで、オーガニック=無農薬無化学肥料栽培で育成された植物を原料とした化粧品を指します。

認証機関は世界に複数あり、その機関によって基準は異なります。

オーガニックコスメのメリット

1.肌にやさしく安全性が高い

オーガニックコスメは合成成分を極力使わないため、植物抽出の天然成分がほとんどになります。そのため、肌にやさしく、安全性も高いといったメリットがあります。

2.肌そのものの機能を高められる

肌が本来持っている機能を引き出すことで、美しさを蘇らせてくれます。薬などに頼らず、風邪を自己治癒力で治していると風邪をひきづらくなるのと同じで、肌全体の機能が高まり回復する効果も期待できるでしょう。

3.香りによるリラックス効果がある

人工香料などが添加されているわけではなく、天然成分である自然の香り(アロマ)が配合されており、自然な香りが楽しめます。

使用時にはいい香りを嗅ぐことによるリラックス効果も得られるでしょう。

オーガニックコスメのデメリット

1.アレルギーが出ることがある

植物であるがゆえに、アレルギー反応が出てしまう人もいます。これは個々の相性によるものなので、敏感肌の方は特にパッチテストをしてから使用したほうが安心です。

2.使い心地が化粧品より劣る場合も

一般的な化粧品はさまざまなものが添加されているかわりに、非常に使い心地が良く作られています。そのため、例えば日持ちがしないなど、オーガニックコスメは使用しにくいと感じることもあるかもしれません。

3.世界共通のオーガニック基準はない

日本ではJOCOがオーガニックコスメの基準を定めていますが、まだまだオーガニックコスメもどきも多く存在するのが現状です。また、これを見極めることも容易ではありません。

各国の認証機関も基準に違いがあるので、「オーガニック」と表記されているからといって安心はできません。

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